一般社団法人 グローカル政策研究所

阿部孝則の『寡黙な麻雀王者』

第45回連載

6月26日、第17期令昭位戦A1リーグは第4節を迎えようとしています。
一年間に及ぶこの闘いは予選が9節ということを考えると今日はちょうど折り返し地点になると言えると思います。
第3節終了時の成績は以下の通りです。
順位











プラス圏内に私を含め6名がひしめいており、決定戦争いが更に熾烈になってきています。
今回はどんな結末が待ち受けているのでしょう。
1回戦は阿部、谷井、小川、多井の並びでスタート。
起家を引いた私は配牌にも恵まれ先制リーチを打ちます。
数巡後にこれをツモって裏も乗せて4000オールと幸先の良いスタートとなります。
次局も先制リーチの私はこれもツモって4000は4100オール。
2本場でもドラドラで先制リーチ、これをテンパイの小川から討ち取り12000は12600。
怒涛の三連続12000のアガリで点棒は早くも7万点近くまできています。
3本場は多井が先制リーチでしたが流局して私の1人ノーテン。
東2局4本場、小川にメンホンの大物手が入り、掴まされたのは多井で8000は9200のアガリ。
東3局はまたしても私がドラドラで先制リーチ、親の小川に追いかけられるもここは流局。
1本場では親番小川の先制リーチ。
ツモれば倍満の超大物手でしたが、すでに仕掛けを入れていた私は歯を食いしばって押し返してアガリ切ります。
こういう押し引きは紙一重ですがやはり勝負せずに勝ちを得ることは出来ません。
東4局、今日は手牌が良い私はまたしてピンフドラ1の先制リーチ。
程なくイーシャンテンの親番多井から出て3900のアガリ。
南1局は多井が清一色で仕掛けて2000,4000のアガリ。
南2局、私は白を仕掛けてテンパイ、局消化に入りますが親番谷井の先制リーチを受けてしまいます。
私も押し返しますが、ここは谷井がツモって2600オール。
やはり簡単には逃してくれません。
次局は多井が先制リーチ、高目789の三色。
ここに親番谷井も追いかけリーチ、こちらは567で三色対決。
谷井カン6マン対多井6-9マンの対決でしたが分の悪い谷井がツモって裏も乗せ6000は6100オール。
私のすぐ後ろまで谷井が迫って来ています。
2本場は小川が谷井から1300は1900のアガリ。
南3局となりなんと今度は谷井がダブルリーチ、しかもタンヤオ、ピンフなので満貫以上が確定しています。
しかしここに多井も追いかけリーチ。
息詰まるめくり勝負は今度は多井に軍配。
谷井から8000の出アガリ。
オーラスとなり親番多井の先制リーチが入るも谷井が捌いて1回戦は私のトップで終了。
東1局の大量リードをそつなく守り切り、大きなトップで気持ちの良いスタートとなります。
2回戦は阿部、多井、小川、谷井の並び。
東1局、多井の先制リーチにテンパイしていて私が放銃して5200。
東2局は谷井の先制リーチに親の多井が追いかける展開。
ここは多井が谷井から討ち取り5800。
次局は私が先制リーチ、親番多井に追いかけられますが、ここは私がアガリ切ります。
東3局、私は更に先制リーチと攻め立てますが、ここも親番小川に追いかけられます。
しかし今日はめくり勝負の勝率が良く、ここも制して小川から6400+1000のアガリ。
東4局は親番谷井の先制リーチ、それに小川が追いかける展開。
ここは親の谷井が小川から12000+1000のアガリ。
次局は役牌を仕掛けていた親番谷井は12000のテンパイ。
ここにラス目の小川が飛び込んで12000は12300。
2本場では多井が捌いて谷井の親を落として南入。
親番の私はタンヤオ高目三色で先制リーチ。
ここに多井が追いかけてきて私の高目5ピンを掴んで12000の放銃。
1本場では多井が混一色で仕掛けて2000,4000は2100,4100のツモアガリ。
南2局は小川の先制リーチ。
安全牌に窮した私が8000の放銃。
南3局は親番の小川が多井から3900をアガって粘りを見せます。
しかし次局は4人ノーテン流局。
オーラスはラス目の小川がこの半荘を終わらせるための先制リーチ。
余裕のある親の谷井が攻め返して放銃。
トップは谷井、私は2着で2回戦は終了。
この半荘は途中良いところまで僅差のトップ争いをしていただけに何か他にやりようがあったかも知れません。
3回戦は阿部、谷井、小川、多井の並び。
私は三連続起家スタート。
多井が先制リーチするも親の私も粘ってテンパイをとり2人テンパイで流局。
1本場となり私が高目三色の手牌で先制リーチ。
一発で高目をツモアガリ6000オール。
次局は多井が先制リーチするも小川が交わして1300は1900のアガリ。
東2局は多井の先制リーチに親の谷井が追いかけリーチ。
数巡後小川もタンピン三色の大物手で追いかけて三軒リーチに。
私はかろうじて手詰まりにならずに凌げています。
終盤までもつれましたが多井が谷井から2600の出アガリ。
東3局は親番小川の先制リーチに対してドラポンの多井が全面対決の構え。
ここは多井がツモって2000,4000。
東4局は親の多井が500オール。
次局は多井が先制リーチ。
次巡ドラドラの3面張で追いついた私も追いかけリーチ。
しかしここは多井がツモって2600は2700オール。
このアガリで私は多井に捲られてしまいます。
2本場でも多井が先制リーチするもここは流局して小川と2人テンパイ。
3本場では私が先制リーチ。
役牌の白を暗カンして他家にプレッシャーを掛けていきます。
そして終盤テンパイした小川から討ち取り8000は8900。
再びトップ目に返り咲きます。
南1局、谷井が先制リーチするも多井のヤミテンに小川が飛び込んで8000。
南2局は私が2600を谷井から出アガリ。
南3局は谷井の先制リーチに私は形式テンパイで粘って2人テンパイ。
オーラスでは多井のヤミテンに私が放銃して9600。
多井とトップ争いをしていましたがこれで勝負あり、私は2着狙いに切り替えます。
最後は小川が2600をアガリ3回戦は終了。
多井がトップで私は2着。
ここまで1、2、2で既にプラス80しています。
4回戦は今日のプラスを守りに行くか更に伸ばしに行くかが難しいところです。
並びは阿部、谷井、小川、多井となり4連続起家の私。
東1局は私が先制リーチすると小川からも追いかけリーチ。
手詰まりの多井が小川に放銃して8000。
東2局は親番谷井の先制リーチに対して混一色仕掛けの多井とドラポンの小川が全面対決の構え。
ここは多井が押し切り谷井から8000のアガリ。
東3局は多井が先制するも親の小川が交わして500オール。
次局は多井が3900を谷井から出アガリ。
東4局は小川の先制リーチをすぐにツモって1000,2000。
南1局は多井が先制リーチ。
これをツモって1000,2000。
南2局は小川が先制リーチに多井が放銃して1300。
南3局は私がドラ3の先制リーチすると親の小川に追いかけられる展開。
このめくり勝負は私が小川の当たり牌を掴まされ5800の放銃。
次局は谷井がリーチでツモり700,1300のアガリ。
オーラスは親番多井の先制リーチ。
私は仕掛けて粘り2人テンパイで流局。
次局、ラス目の谷井からの先制リーチにアガられたらラス落ちの私は前に出るしかありません。
しかしテンパイ打牌が谷井に捕まってしまい、なんと裏3で順位点と素点を大きく減らす結果の4着に終わってしまいます。
今日は+46.1と数字だけ見ればまずまずの成績で終えることが出来たのかも知れません。
しかし4回戦目の結果が致し方ないものだったのかどうかは今一度考え直し何かの課題を探さなければいけないかも知れません。

第46回連載へ続く...

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阿部孝則の『寡黙な麻雀王者』