第54回連載
6月25日、この日は第18期昭位戦A1リーグ第4節C卓が行われようとしていました。
すでに第4節のA卓、B卓の対局は終わっており、そのトータルポイントは以下の通りになっています。
【第4節終了時点の順位】
1 小川光 +270.5
2 津田挙士 +86.4
3 二瓶雄哉 +68.3
4 藤井光 +51.0
5 阿部孝則 +39.3
6 河野高志 +8.8
7 楢原和人 △1.2
8 藤中慎一郎 △31.1
9 多井隆晴 △42.2
10 谷井茂文 △114.4
11 松ヶ瀬隆弥 △155.7
12 仲川翔 △182.7
首位の小川が快調に飛ばして独走態勢に入ろうかというところです。
私も前節の快勝で良い位置につけていますが、先はまだまだ長く勝負はここからです。
1回戦は阿部、多井、松ヶ瀬、藤中の並びでスタート。
多井の先制リーチに対して混一色仕掛けで押し返す松ヶ瀬。
開局からの息詰まるめくりあいもここは流局して2人テンパイ。
東2局1本場、私は受けながら終盤に七対子をテンパイ。
これを藤中から出アガリ、1600は1900+2000の収入、滑り出しとしては悪くありません。
東3局は松ヶ瀬の先制リーチ。
私も仕掛けて5200のテンパイで押し返しますがここは流局。
1本場では藤中の先制リーチに多井が飛び込んで8000は8300。
東4局は多井の先制リーチ、程なくツモって700,1300。
南1局は親番の私が先制リーチ。
これを一発でツモり2000オール。
次局は私が松ヶ瀬の仕掛けに放銃して2000は2300。
南2局は藤中の1人テンパイで流局。
南3局1本場では私は役無しですがツモれば三暗刻という手をテンパイ。
微差のトップ目、ドラもなくマチも悪いためダマテンとします。
しかし数巡後これをツモって1300,2600の大きなアガリ。
トップ目のままオーラスを迎えます。
南4局は多井の先制リーチに松ヶ瀬がテンパイ打牌で放銃して2600。
私は幸先よくトップスタートを切ることができます。
2回戦は藤中、阿部、多井、松ヶ瀬の並び。
親番藤中が先制リーチ、これをツモって4000オール。
次局は多井の先制リーチ、一発でツモりあげて3000,6000は3100,6100。
東2局の私の親番は松ヶ瀬に交わされて終了。
東3局は私が仕掛けて3900のアガリ。
東4局は藤中の先制リーチに私も粘って2人テンパイで流局。
南1局は多井が仕掛けて捌きます。
南2局、3着目で迎えた私の親番。
まずリーチでツモって2000オール。
1本場では松ヶ瀬の先制リーチを受けるも何とか交わして1500は1800のアガリ。これで同点ながらもトップ目に並びます。
2本場では白ドラ3をハイテイでツモって4000は4200オール。
3本場となり多井が先制リーチ、これに松ヶ瀬が放銃して2600は3500。
南3局、藤中が混一色で仕掛けて1000,2000のアガリ。
南4局、少し余裕のあるトップ目でオーラスを迎える私、2連勝目前です。
藤中の先制リーチに松ヶ瀬が現物の発を切ると多井からロンの声。
小三元混一色の12000。
ハネマンの横移動ではトップは変わらず私は2連勝となります。
今日はこのまま一気に突き抜けたいところですが果たして。
3回戦は松ヶ瀬、多井、阿部、藤中の並びでスタート。
多井が先制リーチをツモって2000,4000のアガリ。
東2局は藤中の1人テンパイ。
東3局1本場、私の親番でしたが松ヶ瀬に捌かれ300,500は400,600。
東4局は松ヶ瀬の先制リーチに親の藤中が追いかけリーチ。
ここは藤中が松ヶ瀬から2400のアガリ。
次局は松ヶ瀬が先制リーチ。
良い捨て牌を作った松ヶ瀬が多井から一気通貫の高目で討ち取り8000は8300。
南1局では藤中が捌き手を入れて1000のアガリ。
南2局は藤中が先制リーチ、ここは藤中の1人テンパイで流局。
南3局1本場、ラス目の私の親番。
松ヶ瀬にドラの中を鳴かせてしまいますがピンフで交わして1500は1800。
2本場では松ヶ瀬の先制リーチ。
ここに多井が放銃して1300は1900。
南4局、私は微差の3着目のオーラス。
ラス目の多井が混一色で仕掛けておりノーテン罰符でもラスになってしまう私は1000点をアガれば2着で終了できます。
終盤にテンパイを入れた私は多井に危ない牌を掴みます。
しかしノーテンにもできないため少考のあとそのままツモ切り2600の放銃。
3回戦は小さいながらも4着を引かされて終了。
4着はいつかは引かされるものですが、ここでの4着は普段より悔しいかも知れません。
本日の最終4回戦は多井、阿部、藤中、松ヶ瀬の並び。
東1局は松ヶ瀬が先制リーチに親の多井が追いかけリーチ。
しかしここは松ヶ瀬がツモって1300,2600。
東2局の私の親番、藤中から多井へ1300の横移動。
東3局は親番藤中が先制リーチ、これに多井が追いかけリーチ。
アガリ牌の枚数で勝る多井がツモって何と裏3のオマケつきで3000,6000。
東4局は藤中が先制リーチ、程なくツモって2000,4000。
このアガリで私はラス目に追いやられてしまいます。
南1局は松ヶ瀬が先制リーチ。
ここもツモられ2000,4000。
私はツモられ続けて点棒を削られっぱなしの状態です。
南2局の私の親番。
藤中の先制リーチにドラもなく形も悪い私はラス目の親番ですがオリに回されてしまいます。
藤中が終盤にツモって1300,2600。
南3局は私がイーシャンテンで五ピンをアンカンすると何と新ドラが五ピン。
手牌にある元ドラと合わせてドラ5の大チャンス手に化けます。
数巡後にテンパイして先制リーチとします。
しかし勝負に出た松ヶ瀬に追いかけられ、更に一発でツモられて3000,6000。
私の手は起死回生の一撃とはならずに大きく離された4着目でオーラスを迎えます。
南4局、藤中が早々に仕掛けて8000をアガって2着となり4回戦は終了。
トップは松ヶ瀬、私は2連勝の後2ラスと14ポイント程プラスはしたものの、何とも歯切れの悪い形で第4節を終了。
一時は上位に食い込める位置まで付けていただけにもったいない結果となってしまいました。
しかしながらまだ残りは半分以上残されています。
焦らず一歩ずつ積み上げて行くしかないでしょう。
第55回連載へ続く。